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MIKURA TV2020年12月号 神か妖か 烏天狗 登場

立体漫画家・小笠原み蔵の最新作と遊び心に迫る「み蔵web」と「み蔵tv」を創刊します!

不定期連載の第1回は、烏天狗シリーズ。神様なのか、それとも妖(あやかし)なのか…。これまでスタジオに降臨した16体の烏天狗たちはどう生まれたのでしょうか。

 

「いまは、コロナの影響で外に出ての活動が少ないんで」

 

新型コロナウイルスの影響で各地での展覧会が中止になり、必然工房にこもる時間が多くなった2020年。創作に打ち込んだのが烏天狗のシリーズだった。

 「烏天狗って架空のものだから」と始めたのが、み蔵流・烏天狗の創作だった。

 

「いろいろなポーズのものとか金色と銀色のベストを着せたりとか、どんどん いろいろ考えていくと16体が生まれてきた」

 

 確かに。衣装も、手に持つものも、組み合わせ自由自在の烏天狗たちだ。このあとも新たな烏天狗は降臨するのだろうか。

 

「思いついたら、どんどん作る。烏天狗だけど、そのあたりの野鳥を見てもアイデアを思いつくかも知れないから、自分流のやり方でどんどん増えていくと思う。そのうちに、なんとかレンジャーみたいなグループができるかも(笑)」

季節がら サンタもどうぞ

 「そうそう、もう少しでクリスマスだけど、うちのサンタクロースはクリスマス以外の時に働いているサンタクロースなんだよ」

 

 

「バイトでね。除雪やったり配達やったりね。12月24・25日だけ働いて1年間生活できると思えないんで」

 

ことしはフィンランドのサンタクロースもコロナ対策で各地を回るのをやめたそう。こちらの働くサンタさんたちを代わりにお迎えになってはいかがでしょう?

 

み蔵web2020年12月号

 

作品へのお問い合わせは studio.mikura@gmail.com まで